Vibe Coding に高忠実度 UI プロトタイプが重要な理由
同じ Vibe Coding でも、完成度の高いプロダクトと AI っぽいプロダクトに分かれるのはなぜか。違いは、最初にデザインを省くかどうかです。
省いてはいけない工程
従来のプロダクト開発は、要件確認、UI デザイン、開発、テスト、リリースという流れで進みます。Vibe Coding では、会話の直後にコードを書き始め、UI デザインを飛ばしがちです。
しかし、プロトタイプは単なる画面の絵ではありません。レイアウト、操作の流れ、情報の優先順位を通して、ユーザーが本当に必要としているものを具体化します。プロトタイプで見つかった認識違いはすぐ直せますが、開発後の修正は高いコストになります。
「プロトタイプ段階のレイアウト変更は一言で済む。開発後の変更コストは指数関数的に上がる。この工程はできるだけ磨き込むべきだ。」

Coding の前にデザインする
要件を確認したら、まず Agent に高忠実度のデザイン案を作ってもらいます。デザインと要件が固まるまで何度も磨き、その後で Coding に進みます。
Codex のセッションでは、最初に技術面とデザイン面の方向性を分析させます。Grill me skill で質問を返してもらい、要件の抜けを埋めます。Notion 風ではない方向が必要なら複数案を出してもらい、視覚的な案から一つを選び、高忠実度のプロトタイプへ仕上げます。





Coding のための視覚的な基準
高忠実度デザインには、ページ構造、モジュール配置、コンポーネントのスタイル、情報階層、主要な操作状態が含まれます。これを省くと、AI は文章だけを頼りに推測するため、機能はあっても平坦で乱雑な、AI らしい画面になりがちです。

デザインを確定してから Codex に実装させれば、ゼロから推測する必要はありません。
要件を確認し、高忠実度プロトタイプを作り込んでから開発に入りましょう。